※はじめに・注意※
これはフィクションの物語です。部分的に実際の事象も書きますが、ブログ著者の創作が主です。

父の入院で世の中を見る目が変わる

村田さんのお父さんが脳梗塞で入院した。これがきっかけで、村田さんが働き方改革に奔走することになるとは、まだ誰も知らなかった。

 

村田さんがお父さんのお見舞いで病室を訪れると、同室の患者さんが騒いでいた。「先生、先生、お願いします!看護婦さん、お願い!」叫ぶように呼びかけている。

 

声の主は、ベッドから起き上がれないおばあさんだ。医者や看護師を呼んでも反応がないためか、5秒おきに同じように叫び続けている。これでは、同室にいる父も、たまったものではなかろう。

 

そう思った村田さんは、おばあさんに聞いてみた。「どうしてそんなに呼んでいるんですか?」

 

するとおばあさんから返事があった。「からだの向きを変えてほしい」というものであった。

 

その後、2週間に渡る連日のお見舞いを続けた村田さんだったが、おばあさんの叫びを毎日聞くことになった。医者や看護師は、生命の危機に関わる重要性が低いと判断してか、ほとんど相手をしていない様子だった。

 

これを目にしてからというもの、村田さんはあることによく気がつくようになった。高齢者や弱者的立場の嘆きである。

 

村田さんなりに、病院のおばあさんの件を考えていた。

「からだの向きを、そんなにしきりに変えてほしくなるなら、お金を払ったらどうか?」

だが、ボケてしまっている可能性もあるだろうと考えた。その場合は、からだの向きをしきりに変えたとしても、それを感じることが出来ずに、おばあさんは結局いつまでも叫んでいるかもしれない。病院側もそれを見込んで、あまり相手をしていないのではないかと予想した。

 

そうであればこそ、おばあさんの相手をするということを仕事化してしまえばいいのではないかと考えた。病院とは無関係の人材が担えばいいと思った村田さん。細かい法律や条例などに抵触したくはないが、いつまでも喚いてしまっている病人を放っておかないことは犯罪であるという事例も聞いたことがなかったので、できる範囲で行動してみることにしたのだ。

 

(超・中略)

こうして村田さんは、一代で財を成すことに成功し、莫大な富を築いた。様々な支援活動に寄付をして、多くの人々が助け合って生きる世の中を作ることに多大な貢献をした。

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